粘土をイチから作るということ
今は何でも分業の時代。
私は粘土作りを自分で行います!とお客さんに言っても、あまりそれを評価していただいたことは少ない。
しかし、人気の和菓子屋さんの駐車場に製餡所の配達車があったのを見てから、私はそこの大福を買わなくなった。
和菓子職人の中に餡子を炊いたことがない人がいるかどうかは私には定かではないが、陶芸家の中にも粘土をイチから作った経験のない人はかなりいると思う。
自分のワークスタイルは焼締陶で粘土作りから始めること。
四十半ばの体力低下と温暖化の気温上昇で体力が削られる一方ですが、自分の仕事のルーチンとして長年続けていきたいと思う。